教員は公務員の中でも、命の危険がある消防や警察より給与が高いのだ
公立中学校 部活動の顧問制度は絶対に違法だ!! : 審判、どこ見てんだ!
読みました。
部活動指導の問題は教育問題とは切っても切れない関係である。
体罰の問題しかり、教師の労働問題にしかり。
私は大学時代、体育会の部活動に所属しており、就職してからは運動ができないことが一番のストレスだと感じたため教師に転職した。普通の社会人はスポーツをしようと思ったら、スポーツクラブや施設にそれなりのお金を払わなければならない。教師はお金をもらって運動できるなんて最高の仕事だと思っている。このブログで言うところの部活大好き教員である。専門種目の部活動を担当できるよう、私立の高校に多数応募してきた。公立校では、赴任先ごとに担当部活も変わることも多いだろう。いまは努力の甲斐あって専門種目の副顧問である。
この方は中学校の教員を目指す段階で、部活動指導のことについては考えなかったのであろうか。
中高の学校教育というのは教科指導だけではない。
この方は対応策として小学校の教員を目指すようだが、教科指導だけを行いたいのであれば塾や予備校で働けば良いのではないだろうか。
文章をぱっと読んだだけだが、長さや言葉の使い方など、国語の先生だろうか。国語が専門だと予備校は厳しいのだろうか。
批判的な文章になってしまったが、教員の待遇改善には大賛成である。
教員の待遇が悪いと世間に認識されてしまうと優秀な人材が教員に入ってこなくなる。
しかし、教員の待遇は今までが良すぎただけではないだろうか。ボーナスの削減などが聞かれるが、教員は公務員の中でも、命の危険がある消防や警察より給与が高いのだ。
はてぶ界隈では教師はブラック職業の認識なのだろうか。
運動部活動の戦後と現在: なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか
- 作者: 中澤篤史
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る